当院は、北習志野の地に1971年に開院、2002年に建物をリニューアルし、その間51年間父と共に数多くの分娩にたずさわり、地域の皆様との深い絆をつくりあげてまいりました。心から感謝申し上げます。2022年12月末日をもって分娩の取り扱いを終了いたしましたが、女性の皆様が一生を通じて様々な不安から解放されるよう、これからも心をこめて診療させて頂きます。

産科においては、妊娠の診断と妊婦健診（順調であれば32週頃まで）、及び不妊治療(タイミング法〜人工授精まで)を行います。当院では分娩を取り扱いませんが、里帰り分娩の予定の患者様は個別にご相談させて頂きます。
近隣の産婦人科様での分娩の場合は、許可が得られれば当院で妊婦健診がしばらく可能です。ご出産される施設のご都合に合わせて紹介状を準備いたします。連携を頂いております産婦人科様もありますので、どうぞご相談ください。
他院での健診・出産の方でも、産後のおっぱいケアなど色々なトラブルにつきまして対応しますので、是非お気軽にご相談ください。日帰り手術(人工妊娠中絶手術・流産手術)や日帰り産後ケアも行なっております。

婦人科においては、船橋市の子宮頸がん検診や、様々な婦人科の気になる症状を始め、生理不順・生理痛・不正出血・過多月経・PMS(月経前症候群)・ホルモン不足による自律神経失調症・更年期障害・・・など、婦人科疾患は女性ホルモンが関与しているものが多くありますので、これらの何らかの症状に応じて低用量ピルや卵胞ホルモン剤・黄体ホルモン剤、ホルモン分泌を抑制する薬剤など、あなたに適した薬剤を選択して快適に生活できるように婦人科のホルモン療法を行います。低用量ピルだけでも数種類のバリエーションがありますからあなたに合うものが見つかると思います。

当院は船橋市の北習志野駅西口から商店街をゆっくり歩いて10分弱です。広々とした駐車場が11台分ございます。

当院の特徴

1）ゆったりとアットホームな診療・丁寧な説明

分娩を扱っておりませんので、お産でお待たせすることなく、ゆったりとアットホームな診療・丁寧な説明を心がけています。何時間も待って数分の診療という事はございません。パートナーやお子様連れでの受診も歓迎です、2つある個室やキッズルームでお待ち頂けます。

2）薬剤を院内処方

その場でお薬がお渡しできるよう可能な限り院内に薬剤を常備しています。皆様のかかりつけ医として、産婦人科以外の不調もご遠慮なくご相談ください、適切な病院をご紹介いたします。

3）WEB予約(24時間)

当院は予約優先制です、初診の方もWEB予約可能です、ホームページよりご予約ください。
お電話・窓口での予約も可能です(診療時間内)、当日の枠もございますので急を要する場合はお電話でお問い合わせください。

4）オンライン診療

再診の患者様が対象です。生理の諸症状の治療、更年期治療、避妊相談、不妊相談など、幅広く診察・相談・説明します。当院ではご本人やご家族様が発熱で来院できない時、高齢の家族のための通院が困難な方、出張中、旅行中など、様々なシチュエーションでご利用頂いております。ご希望の方は先生にお伝えください。

5）日帰り入院

日帰り手術(人工妊娠中絶手術・流産手術)・日帰り産後ケア

6）不安や恥ずかしさへの配慮

当院にも、婦人科デビューの方が大勢います。性交経験がない場合は特に不安ですよね。皆様の不安な気持ちを減らすため、問診票に以下の項目があります。

「性交経験の有無」「婦人科受診ははじめてですか？」「内診に不安がある、ない」

症状や状態により、内診をしなくても、多少精度が低くなりますが、おなかの上からの超音波検査で代用できることもあります。

まずは内診に不安があることを医師に相談してみましょう。その上で内診が必要な方には、着用したまま診察できる女性用診察パンツ(300円)もございますので、ご希望の方はスタッフにお伝えください。まだまだ低い日本の子宮頸がん検診の受診率の向上のために開発されました。羞恥心で検診の機会を失い、早期発見の恩恵を受けられない事のないよう、どうしても恥ずかしい方のために用意しております。

最近の産婦人科では、内診台も座ると自動で足が開くようになっていたりと恥ずかしさを軽減する工夫がされていたり、カーテンで仕切られていたり配慮されています。

7）内診の痛みへの配慮

内診は、クスコ（腟の壁を広げておくための器具）を入れて腟内を観察したり、腟に指を入れて子宮の大きさやかたさ、位置などを触って調べます。お腹を触る場合もあります。婦人科の主要な診察方法なので、内診しないと発見できない病気もあります。
痛みの感じ方には個人差がありますので、緊張して身体に力が入っていると、痛みを感じるかたもいらっしゃるようですが、スムーズにお受け頂ける方もおられます。
問診票に以下の項目がありますので、特に不安な方はご記入ください。
「痛みに敏感である　はい　いいえ　どちらでもない」
小さめな器具を使用したり、表面麻酔剤を使用するなど、配慮した診察を行います。

8）日本語が母国語でないの方への配慮

院長は英語での診察は可能です。日本語の問診票を印刷し、事前に記入されてお持ち頂けるとスムーズかと思います。
子宮がん検診の方は別な問診票がございますので、そちらにご記入ください。
わからない事はお電話でお問い合わせください。通訳のための付き添いの方も歓迎です。

• 日本語の問診票
• 子宮がん検診受診の方の問診票

又こちらのサイトもご利用ください。このホームページは、日本語を話せない外国人が、病気やけがをしたときに、その症状を母語で医師などに伝えられるように制作されたものです。多言語医療問診票は、診療科別に翻訳され、各言語に日本語が併記されています。
それぞれの言語で、「産婦人科」の問診票を選択し、記入してお持ちください。

NPO法人国際交流ハーティ港南台
公益財団法人かながわ国際交流財団

医師プロフィール

経歴　Career

(医)励生会　北原産婦人科　院長　北原　慶幸

• 東京慈恵会医科大学卒業
• 東京慈恵会医科大学附属病院　産婦人科入局
• 東京都町田市民病院　産婦人科勤務
• 東京慈恵会医科大学附属病院　産婦人科勤務
• 深谷赤十字病院　産婦人科勤務
• 東京慈恵会医科大学附属病院　産婦人科勤務
• 北原産婦人科　副院長
• 北原産婦人科　院長

資格 Licence

• 医学博士
• 日本産婦人科学会認定専門医
• 母体保護法指定医
• 日本女性医学学会会員